榎本義法(えのもとよしのり)公式WEBサイト

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文行忠信(ブログ)

 

榎本義法個人のページ。市長の公式な立場は市のHPで。

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私の名前は正義
2021-02-08

令和三年、はじめてのブログ更新です。

昨年父を亡くしましたので喪中です。

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

年末年始もコロナの対応に追われている全ての皆さんに感謝申し上げます。

 

市長としての年頭の挨拶は、明日1月4日に市のホームページにアップいたします。

こちらはあくまでも個人ページとして運用しておりますのでご理解を。

 

昨年から読み進めていた「正義とは何か」(神島裕子著)を読了しました。

 

私の名前は義法、正義の義に法律の法。

法務省の英語表記は、Ministry Of Justice。正義省ですね。

ということで正義のために生きる名前を親から頂いております。

感謝しかないですね。

 

前置きはさておき、過去のややこしい難しい本を読了したものの、中身を忘れかけている人間には復習本として良いのではないかと購入。

しばらく熟成させるべく寝かしてておきました。積読というやつですね。

 

著者もいっている通り。君は君の正義を貫け。私は私の正義を貫くでは、社会問題は解決できない。正義の理論は、君と私で合意できる正義は何かを考えようという、民主的な哲学の営みとのことです。

 

毎日、判断や決断を迫られます。

私の正義感がしっかりしていないと、職員の皆さんも市民の皆さんも困ってしまいまいますね。

常に時代の変化や時の状況を鑑みて、この正義感を鍛えておかなければいけないと思っています。もちろん変わらないものもあります。

 

コロナ対策の市民支援策も何が正義かで判断しているのです。

 

話は変わりたとえ話としてですが、

医療関係者の方には国から慰労金が出ますが、その医療関係者のお子さんを預かっている方保育関係者には出ません。

国に要望する。又は市単独でだす。

 

また、高級車に乗って庁舎に経営者の方がやってきます。

一人の方は、市の補助制度を使い事業を拡大していて、匿名で寄付金を持ってきてくれます。

もう一方、金融機関もお金を貸さないと思われる事業構想のようなものを持って、新たな補助金を要望してくる高級車に乗ってくる経営者の方もいます。

さて、市の補助制度はどうしたらよいでしょうか。

 

二つの例はあくまでたとえ話です。

 

あなたならどうしますか。あなたの正義感が問われるのです。

 

著者が最後にあとがきで書いている、私たちが社会に生きる哲学者として、正義に関する民主的合意の道を探っていかなければ、権力者による「正義」の私的使用の悪化はとどまることを知らないでしょう。

 

権力を行使するものとして、常に市民の皆さんの声を聞き正義感を鍛えていかなければならないのです。

今年も正義の名前に恥じぬよう頑張ってまいります。

 

しかし、国会議員のお粗末な事件が報道されていますが、正義感なんてないですね。

 

この本に引用されている本を書棚から出してみた。

(岩波文庫の古典は除く)

 
『世界で最も貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』
2021-02-08

『世界で最も貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』 佐藤美由紀

 

南米ウルグアイ東方共和国の政治家で。第40代ウルグアイ大統領。

青年時代に、極左武装組織「トゥパマロス」に参加。13年間の獄中生活送った経験を持つ。

大統領らしからぬ質素な暮らしぶりが注目され、「世界でもっとも貧しい大統領」と呼ばれる。

 

プロローグにある、2012年6月にリオ・デジャネイロでの国連の「持続可能な開発会議」でのスピーチが有名。

グローバルな消費者社会に警鐘を訴えました。

その時に引用した言葉が、「貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

 

スピーチの最後の部分です。

「発展は幸福を阻害するものではあってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものではなくてはなりません。愛を育むこと、人間関係を気づくこと、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限の物を持つこと。発展は、これらをもたらすべきなのです。幸福が私たちの最も大切なものだからです」

 

いくつかの言葉を紹介します。

「私は貧乏ではない。質素なだけです。」

 

「物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由なのです。」

とても家族や家庭での時間、自分の時間を大事にしていることが伝わってきます。

 

「信念があれば人間は強い動物です。」

 

「お金があまりに好きな人たちは、政治の世界から出て行ってもらう必要があります。」

 

「もっとも良くないことは、国民から政治が嫌われること。そうなると、政治は失敗に終わります。」

 

「ひとつ言えることは、弾圧だけでは問題を解決することはできない、ということです。」

 

「世界は、地球全体、グローバルな法整備をする能力に欠けている。本来すべてをカバーすべき政治が弱体化しているからです。」

 

「私は自身の信念を持って政治運営します。たとえ正しいことであろうと、間違いであろうと。批判したければ、すればいい。それが自由ということだから。私の人生は常に批判を受け続けてきました。」

 

久しぶりこの本を手に取った。

信念は変わらずということで。

 

 
読書について
2021-02-08

悪書から被るものはどんなに少なくとも、少なすぎることはなく、良書はどんなに頻繁に読んでも、読みすぎることはない。悪書は知性を毒し、精神をそこなう。

 

良書を読むための条件は、悪書を読まないことだ。なにしろ人生は短く、時間とエネルギーには限りがあるのだから。

 

そうはいってもなかなかどの本を選ぶかは判断は難しいかもしれない。そこで参考になる言葉が引用されている。

 

「古人の書いたものを熱心に読みなさい。まことの大家を。現代人が古人について論じたものは、たいしたことはない。」(シュレーゲル『古代の研究』)

 

私も古典を紹介していないですが・・・。

 
天才たちの日課 メイン・カリー
2021-02-08

天才たちの日課 メイン・カリー

 

“ルーティン”という言葉には「平凡さ」や「思考の欠如」といったニュアンスがある。

習慣に従うことは惰性で動くことだ。しかし個人の毎日の習慣は、ひとつの選択、または一連の選択の結果でもある。うまくやれば、さまざまな限られた資源――――たとえば時間(なによりも限られた資源)、意志、自制心、前向きな姿勢など――――を有効に利用するための巧妙な仕組みになる。ゆるぎない習慣は、精神力の涵養につながり、感情の波に流されるのを防ぐ。

 

コロナの陽性者数が増え群馬県も警戒度が2~3に上がった。

保健所・医療関係者など現場で活躍されている方が本当に感謝の気持ちで一杯だ。

 

また、様々な自粛を要請されている皆さんも生活は変わったと思う。

大変な局面が続いているが、必ず元の生活にもどれることを信じてしばらく耐えていきましょう。

 

そんな自粛生活のときこそ習慣を見直していかがでしょうか。

この本には本当にたくさんの方の習慣がまとめられています。

どれがいいとか悪いとかではなく、こうしたコロナ禍の時を今後の人生の新たな展開につながるような習慣を身につけてみてはと思う。

 

まあこれをチャンスとしてすでに動いている人もたくさんいるだろう。

 

そんな余裕はないと言われればそれまでが、考え方一つ。

 
哲学と宗教全史 出口治明
2021-02-08

哲学と宗教全史 出口治明

 

この方の著書は、今まで当たりばかり。

本当に知識量と読書量には毎回感心します。

この本のベースは学生時代に培ったもののようですが、ここまで整理できるだけ読み込んでいるということですね。

 

読書中に父が突然倒れ意識もほとんどなくなり会話ができない状態が約二か月。そしてそのままお別れとなってしまった。教員・僧侶と二足の草鞋の人生だった。退職後は自坊の整備を20年一生懸命にやった。息子たち3人の嫁と孫8人を寵愛した。時間もお金も自分のこと以外に使う人だった。

多くの人と会話をすることが好きで、寺に来られる方がたくさんのエピソードを話してくれた。

 

話はそれてしまったが、読書を一時中止してやっと読了した。

自分の興味のあるところから読んでもいいし、過去のページを振り返りながら読むのもいいと思う。

 

なぜ哲学や宗教がこれまで何千年という長い時間、人々との生活とともにあったのか?

著者は、よりよく生きるために、また死の恐怖から逃れるために、必死に考えてきたことの結晶が哲学と宗教の歴史でもあります。もしかすると、どこかに明日への扉をひらく重大なヒントが隠されているのかもしれませんと。

 

これだけ科学が発展して様々な事象が解明されている時代に、「宇宙飛行士が宗教の扉を叩き、最先端の文明国で新興宗教が急増しているのは、はるかな巨人の高さにまで大きく成長した科学や哲学とは無縁に生きてきた普通の人たちの、生きる支えを探すための正直で切実な行動ではないのでしょうか。」とあとがきにあった。

 

さてあなたはどのように思いますか。

私は政治家として哲学を学び指針に、毎日本堂でお勤めをしながら仏に仕えながら宗教を生きる指針にしてこれからも生きていきます。

 

本棚の前の机

本棚の前の机
 

写真の書斎のタイトルについて

写真の書斎のタイトルについて
 
「本棚の前の机」の由来
思えば読書というものは贅沢な話だ。
新しい、または古くからの友人や先生が、いつでも傍らにいてくれ、私の知らぬ創造の世界を開いてみせてくれる。
しかも彼らは決して死なないのだ。「本棚の前の椅子 福原麟太郎」
 
ここからいただいて、椅子を机に代えた。(笑)
 
書斎の写真や本棚も少し前の写真です。整理できなく横積みが増えてしまっています。
 

今日の一言(過去、660日間の一言です)

今日の一言(過去、660日間の一言です)
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機会と着手
2013-12-11

平成25年12月11日(水)

今日の一言(639)

『機会と着手、の二つさへ誤らねば、みンな放任して置いて善いのだ。』(『海舟語録』)

信じるところを行えばよいのだそうだ。機会と着手を間違わなければ・・・。

 
水清ければ魚住まず
2013-12-10

平成25年12月10日(火)

今日の一言(638)

『地の穢(けが)れたるは、多くの物を生じ、水の清めるは、常に魚なし。故に君子は、当に垢(こう)を含み汚(お)を納(い)るるの量を存すべく、潔(けつ)を好み独り行うの操(そう)を持すべからず。』(『菜根譚』)

訳)世俗のあかやよごれも受け入れられるだけの広い度量を持つべきであるし、潔癖(けっぺき)すぎて他人を意に介しないような節操は持ってはいけない。

中庸的考えでしょうが、やはり極論は避けたいですね。その上でのバランス、器量の大きさというものは必要でしょうね。いずれにしてもその立場にならないと・・・。

 
心配り
2013-12-09

平成25年12月9日(月)

今日の一言(637)

『君主は、・・・、自らが慈悲、信義、誠実、人間性、敬虔の権化であるように見聞されるような充分な心配りをしなければならない。』(『君主論』ニッコロ・マキアヴェッリ)

心配りか?

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