私(市長)の親族が理事長を務める法人に補助金を交付すること、また、放課後児童健全育成事業委託契約が富岡市政治倫理条例の抵触するかについて諮問の答申と市民の調査請求に対する回答を受け取り、本日臨時記者会見を開きました。
結果は、「条例に抵触しない。」でございました。
補助金について
他の学童クラブが実施しようとした場合も、交付金交付要綱に基づき交付金事務を進めることになるため、「特定の企業、団体等または個人のために有利な取り計らい」に当たらない。そして、「法令等の規制があるため当事者が自由に内容を定めることができない取引契約」であり、市と営利的な取引関係に立つものではないので条例に抵触しない。。
学童クラブの運営事業委託について
放課後児童健全育成事業は、社会福祉法上の第二種社会福祉事業であり、営利を求めるものではない。また、委託料は国の子ども・子育て支援交付金交付要綱に基づき、国、県及び市町村がそれぞれ負担するものであり、有利な取り計らいに当たるものではない。そのため政治倫理条例の辞退するべき契約に当たらないため条例に抵触しない。。
見解
今回答申をいただいた、私が政治倫理条例に抵触していないことは、四年前の市長就任時に総務省通知、弁護士見解に基づく当然の結果でありました。
また、市長の立場で職員の皆さんに有利な取り計らいを指示するようなことは一切しておりませんので改めてご報告をさせていただきます。審査会の結果におきましても市長が口利き又は職員に対して圧力をかけた事実や、他の放課後児童クラブ等に対し不公平な取り扱いをしたした事実も認められないと回答されています。
結果につきまして本日の記者会見資料とともに富岡市のホームページで公開されております。