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えのもとよしのり後援会事務所
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文行忠信(ブログ)

 

榎本義法個人のページ。市長の公式な立場は市のHPで。

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アワニー原則
2020-05-27
アワニー原則。
持続可能なまちづくりを目指すコミュニティ及び地域の原則を定めたもの。1991年、ヨセミテ国立公園のホテルアワニーで取りまとめられる。
 
コミュニティの原則(Community principles)
①すべてのコミュニティは、 住宅、 商店、 勤務先、 学校、 公園、 公共施設など、 住民の生活に不可欠なさまざまな施設・活動拠点をあわせ持つような、 多機能で、 統一感のあるものとして設計されなければならない。
②できるだけ多くの施設が、 相互に気軽に歩いて行ける範囲内に位置するように設計されなければならない。
③できるだけ多くの施設や活動拠点が、 公共交通機関の駅・停留所に簡単に歩いて行ける距離内に整備されるべきである。
④さまざまな経済レベルの人びとや、 さまざまな年齢の人びとが、 同じ一つのコミュニティ内に住むことができるように、 コミュニティ内ではさまざまなタイプの住宅が供給されるべきである。
⑤コミュニティ内に住んでいる人びとが喜んで働けるような仕事の場が、 コミュニティ内で産み出されるべきである。
⑥新たにつくりだされるコミュニティの場所や性格は、 そのコミュニティを包含する、 より大きな交通ネットワークと調和のとれたものでなければならない。
⑦コミュニティは、 商業活動、 市民サービス、 文化活動、 レクリエーション活動などが集中的になされる中心地を保持しなければならない。
⑧コミュニティは、 広場、 緑地帯、 公園など用途の特定化された、 誰もが利用できる、 かなりの面積のオープンスペースを保持しなければならない。 場所とデザインに工夫を凝らすことによって、 オープンスペースの利用は促進される。
⑨パブリックなスペースは、 日夜いつでも人びとが興味を持って行きたがるような場所となるように設計されるべきである。
⑩それぞれのコミュニティや、 いくつかのコミュニティがまとまったより大きな地域は、 農業のグリーンベルト、 野生生物の生息境界などによって明確な境界を保持しなければならない。 またこの境界は、 開発行為の対象とならないようにしなければならない。
⑪通り、 歩行者用通路、 自転車用道路などのコミュニティ内のさまざまな道路は、 全体として、 相互に緊密なネットワークを保持し、 かつ、 興味をそそられるようなルートを提供するような道路システムを形成するものでなければならない。 それらの道は、 建物、 木々、 街灯など周囲の環境に工夫を凝らし、 また、 自動車利用を減退させるような小さく細いものであることによって、 徒歩や、 自転車の利用が促進されるようなものでなければならない。
⑫コミュニティの建設前から敷地内に存在していた、 天然の地形、 排水、 植生などは、 コミュニティ内の公園やグリーンベルトのなかをはじめとして、 可能なかぎり元の自然のままの形でコミュニティ内に保存されるべきである。
⑬すべてのコミュニティは、 資源を節約し、 廃棄物が最小になるように設計されるべきである。
⑭自然の排水の利用、 干ばつに強い地勢の造形、 水のリサイクリングの実施などをとおして、 すべてのコミュニティは水の効果的な利用を追求しなければならない。
⑮エネルギー節約型のコミュニティをつくりだすために、 通りの方向性、 建物の配置、 日陰の活用などに充分な工夫を凝らすべきである。
 
とても素晴らしい原則だと思います。
 
すみません出典がわかりません。
調べれば判明するのですが、サボります。(笑)
 
14歳からの社会学
2020-05-25
『14歳からの社会学』 宮台真司
過去読の本で感想もその当時のもの。
Twitterもフォローしています。
いつも刺激的な発信を続けています。
 
さすがにタイトルの通りこちらは読みやすい。
でも難しいことを説明している部分もあります。
言葉が難しいのは理解するしか方法はないのだが・・・。
 
いくつか気になったキーワード
『共通感覚』
いちいちルールで決めなくてもみんなの「共通感覚」でしてはいけない事、モラルやマナーの範囲までルールで決めてしまうという流れ、これで本当に社会は良くなるんであろうか?本質をついている指摘だと思う。
罰を与えればいいという感覚だけでは社会は良くならないということ。
 
『衆愚政治』
「ぼくたちに政治の良し悪しを見極める力(選ぶ能力)がなければ、民主的な(みんなで決める)政治は、ぼくたちをかえって不幸にする。逆にいえば、民主的な政治でぼくたちが幸せになるには、条件がある。それは、「選ぶ能力」をぼくたちがちゃんと持つことなんだ。」
そのための情報開示をしっかりしてもらわないと・・・。
でもすべての責任は一人ひとりにある。
 
『感染動機』
人が学ぼうとするときに動機については三つあると言う。
一つ目が「競争動機」(勝つ喜び)
二つ目が「理解動機」(わかる喜び)
三つ目が「感染動機」(自分もこういうスゴイ人になってみたい)
私は学校で勉強だけでなく、三つ目の感染動機を中心とした理解動機の授業を社会人の方にしていただくのがよいと考えている。この本の中にもあるが、杉並の「よのなか科」これは個人の人脈を駆使した特別な成功事例かもしれないが・・・。
 
感染動機がなぜ素晴らしいのか?競争動機は勝った瞬間、理解動機は分かった瞬間、感染動機はスゴイ人に「感染」して何かをしている時間が、すべて喜びの瞬間になる。
だから「感染動機」が最も強い内発性を与える。「内発性」とは内側からわき上がる力だ。
そしていつかは感染してもらえる人間にならないと。
 
幸田露伴の「他力による自己革新」を思いだす。
他力による自己革新を成し遂げるには、良き師を認めその師に打ち込むことが必要なのである。
内発性というと少し違うかもしれないが、他力に頼る場合、偉い人に対して突っ張るのではなく、本当に溶け込んで尊敬することが必要だからである。
 
皆さん誰かに感染して喜びの中で生活していますか?
 
知的生活の方法
2020-05-24
『知的生活の方法』 渡部昇一
 
人間のみがなしうる生活が知的生活なのである。

「人間も動物と共通点がある以上、比較的に知から遠い面も生活にはある。それもけっして軽視することのできない重要なものなのであるが、そのほかに、どうしても知的生活の時間を加えてゆきたい。これが、とりもなおさず、生活の人間化ということなのである。」
 
私がせまくてもいいから書斎をもうけたいと思ったのは、渡部氏の影響である。
この著書以外にも多く生き方を考えさせられる著書がある。
今回、著者の思想については触れないが、私に書斎を与えてくれた人である。
 
生前に、講演前の控室でそのお話をさせていただき名刺交換をさせていただいたことがあった。
その際、お礼状がすぐに届いたときにはビックリした。遥かに私より多忙な方がすぐに手紙を送ってくれることは感動もの。
時間の使い方が徹底しているのであると思った。
 
しかし、氏は息抜きや飲酒を否定されていない。
それも必要な時間と・・・。
 
この本の中に私の心に突き刺さると言葉がある。
「あなたは繰り返して読む本を何冊ぐらい持っているだろうか。それはどんな本だろうか。それがわかれば、あなたがどんな人かよくわかる。しかしあなたの本に古典がないならば、あなたはいくら本を広く、多く読んでも私は読書家とは考えたくない。」
果たして繰り返し読む本が何冊あるだろうか?
 
もちろん時々広げてみる本はある。すべてではないにしろ読み返す本となると・・・。
最近、読書中に過去に詠んだ本の話題があることがある、その時書棚からその本を探す。
これが書棚の良さ、魅力。
本棚に最終的に残る本がいい本の気がする。
その点では、もっと整理できると思っている。
 
乱読のセレンディピティ
2020-05-24
乱読のセレンディピティ 外山滋比古
 
(2014,7月の話)
最近、読書について考えている。
実は読書会を開こうと考えているからだ。
来週にはそのファシリテーター養成講座を受講予定である。
 
本を読む人間が好きである。
しかし、自分もそうであるがその読書を人生の中でいかに生かす?すなわち実践に結びつけるかが課題なのである。
 
この本には読書は生きる力を育むことと・・・。
そしてタイトルにもあるように乱読を推奨。
というか読書は乱読で良いと著者の考えを明らかにしている。
セレンディピティとは、思いがけないことを発見する能力
これが乱読の魅力らしい。
 
私の読書量が乱読にあたるかどうかはわからないが、本は読む方であろう。
それにしても読書論を読むなんて不思議かもしれないが、もっと読書の魅力があるのではないか? と探しているのかもしれない。
実は書店でもう一冊読書論を購入。
読書論の本は他にも本棚に沢山あるのだが(笑)
 
もう一冊も受講までに読了のつもりであるが、読書会で読みたい本を選ばなければならない。
これが結構難題。
どんな人がどんな本を読みたいかつかめない。
そんなことは気にせず選ぶしかないのだろうが、正直一抹の不安もある。
最近気になっている本を持っていくつもりであるが・・・。
 
おしゃべりが高度な知的活動と書いてある。読書会もみんなで意見を交わすことに効能があるのだとすれば少人数(適度な人数)が良いのかもしれない。さまざまな知識を入れるだけでなくそこから新たな思考や発想というものに結びつけていかなければ読書の効能はないのだと思う。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読書会しばらく続けてみたが、市長になって休止中。
やり方はいろいろあるのだろうけど。
まあ、なんでも読めばいいんだよね。人も本も縁で広がっていくから。
 
『民主主義の源流 古代アテネの実験』
2020-05-24
『民主主義の源流 古代アテネの実験』橋場 弦
 
民主主義を生んだ古代アテネの話。
 
アテネの民主政発展の起動力となったモチーフはなんであるか。あえて言えば、それは「参加(パーティシペーション)」と「責任(アカウンタビリティ)」であったと。
 
できるだけ多くの民衆の参加は政治のアマチュアリズム。
「参加」の原則が市民たちを政治へといざなう呼び声であった。
 
政治家や役人の公的責任を、一般市民が苛烈なまでに追求し、その所在を明らかにし、彼らの行為に不正があれば容赦なく裁きの場に引き出し、処罰しようとする力も、常に民主制を動かしてきた。
 
現代の参加と責任はどうだろうか?
選挙へ行かず投票さえしない人、また一度投票したあと選ばれた人のその後のフォローさえしていないのではないか?
民主政の本質は何か?
民主政の確立のために様々な試行(悲惨な弾劾も含めて)があってたどり着いたのは、法(ノモス)を民会決議(プセフィスマ)とは厳密に区別し、そして前者が後者に対して優位にあることを明確に確認した。法の支配によって安定した統制のとれた統治を実現した。
成文法主義、基本法の最優位、法の下の平等という原則がこのころ確立している。
 
どこかの国のように時の政権によって法の解釈が変わるのはいかがなものか?
改憲手続きはハードルが高くていいと思うが、全く変える必要がないと盲目的に叫ぶのもどうかと思う。
 
このころ役人になるには専門技能や適性以前に、まず民主政アテネの市民としての適格性を問われた。現代はどうなのであろうか?市民としての適格性とは結局は人間性ということだろう。
古代ギリシアの市民は、あらゆる方面にバランスよく、しかもそこそこに能力を発揮することが、民主政を支える市民としてふさわしい生き方だと考えていたのだそうだ。
 
ペリクレスの有名な葬送演説に次の一文があるそうだ。
「われらのポリス全体はギリシアが追うべき理想の顕現であり、われら一人一人の市民は、人生の広い諸活動に通暁し、自由人の品位を持し、己の知性の円熟を期することができると思う。」
 
解説にはかなり厳しいことが並ぶので控えるが、それだけ責任が求められているし、責任を果たしてこそ、初めて自主独立の自由があるということですね。
 

本棚の前の机

本棚の前の机
 

写真の書斎のタイトルについて

写真の書斎のタイトルについて
 
「本棚の前の机」の由来
思えば読書というものは贅沢な話だ。
新しい、または古くからの友人や先生が、いつでも傍らにいてくれ、私の知らぬ創造の世界を開いてみせてくれる。
しかも彼らは決して死なないのだ。「本棚の前の椅子 福原麟太郎」
 
ここからいただいて、椅子を机に代えた。(笑)
 
書斎の写真や本棚も少し前の写真です。整理できなく横積みが増えてしまっています。
 

今日の一言(過去、660日間の一言です)

今日の一言(過去、660日間の一言です)
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三大原理
2013-12-20

平成25年12月20日(金) 今日の一言(648)

『時を守り 場を清め 礼を正す これ現実世界における再建の三大原理にして、いかなる時・処にも当てはまるべし。』(『一語千鈞』森信三 寺田一清)

先ずは書斎の机の片付けからだな・・・。

 
思い込み
2013-12-19

平成25年12月19日(木) 今日の一言(647)

『大切なのは思い込み。何よりも必要なものは「思い込み」です。その目標が達成するにふさわしいものであると信じなければ、成功に向けて前進などできません。』(『スイッチ・オンの生き方』村上和雄)

もしかしたら得意かも(笑)

 
恥を知る
2013-12-18

平成25年12月18日(水) 今日の一言(646)

『立志の功は、恥を知るを以て要と為す。』(『言志録』佐藤一斎)

志を立てて実績をあげるには、恥を知ることが肝要である。

そんな人間があとで大きくなるのでしょうね。

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