10月9日(水)
今日の一言(576)
『自分にうち克つには、事件やものごとを前にして、またその時になって、さあ自分に克たなければと思ったとして、そう易々とはできないものだ。平生から、その心がけをもっていなければならない。そうすれば肝心なときに自分の意思の力で己の衝動や欲情に克つことができるのだ。』(『西郷隆盛 南洲翁遺訓 訳・解説 猪飼隆明)
常日頃の意識レベルでしょうか? われの得意の「ボーっと」ではだめですね。
10月8日(木)
今日の一言(575)
『ですから、人間は、自ら積極的に欲を捨てるということは、意気地なしになるどころか、わが一身の欲を打ち超えて、天下を相手とする大欲に転ずることとも言えるのです。』(『修身教授録』森信三)
捨欲即大欲、だそうだ。
自分自身に常に問わなければ。
10月7日(月)
今日の一言(574)
『子の曰わく、賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる。』(『論語 巻第二 里仁第四』)
先生がいわれた、「すぐれた人を見れば同じようになろうと思い、つまらない人を見たときにはわれとわが心に反省することだ。」
出来るだけ善き人に出会える人生でありたいですね。