1月11日(水)
今日は2件の打ち合わせを済ませたのち東京へ。
都市の未来を語る市長の会で全国市長会館へ。
今回のテーマは前回同様、人口減少問題。
今回は「人口減少と都市自治体-世界の少子化対策から考える-」と題して意見交換。
まず、福島県立医科大学副学長で、元内閣官房参与(少子化対策・子育て支援担当)吉村泰典さんから「わが国の少子化を考える-地方創生への道-」と題して講演を聞いた。
各種データを基にした解説で納得いく世界の現状が報告された。
その後意見交換。27人の出席者全員に発言の機会が与えられた。
前提として各種無償化を自治体間でサービスを競っても何の根本的な人口減少対策にはならないこと。そのうえで国に政策提言をしていかなければならないことを確認したのち意見交換を行った。
私からは、バブル崩壊後の就職氷河期世代から未婚率が上昇していること、男性の非正規雇用者の未婚率の高さ、この点をあげさせていただいた。海外の婚外子による人口増は日本で同じことを期待するのは相当ハードルが高い。将来的には非正規雇用と婚外子の問題を改善しなければならないが、当面、講師の言われたワンモアベイビーを訴えていきたい。
結婚された方は平均2人の子どもを産んでいるので、3人目は高等教育まで含めて国が面倒をみるぐらいのことはしないいといけないのではないかと。
昨日は、全国市長会長も出席されていた。(隣の席だった)
貴重な意見を沢山いただいたので、国に訴えていくと強い決意を語ってくれて閉会。
ちなみに群馬からは前回同様私のみの出席。