11月8日(金)
今日の一言(606)
『人間は心の宇宙、自然と似ていると、言えなくもない。雑草は放っておいてもまたたく間に繁茂する。しかし、美しい花は、水を与え、肥料をやり、虫を除け、丹精込めて育てなければ花開かない。人間の心もそれと同じである。放っておくと、雑草が生える。心の花を咲かせるためには、絶えず心を見張り、雑草を抜き取らなければならない。』(『小さな人生論」藤尾秀昭)
日々の習慣、積み重ね。常に意識しておきたいですね。
11月7日(木)
今日の一言(605)
『「政事は大小軽量の弁を失うべからず」弁というのは弁別の意味。「大小軽量」とは、大勢もあり、小勢もあり、大事があり小事がある。それをしっかりと弁別する。まちがってはいけない。また、時間的に言うなら「緩急先後の序を誤るべからず」つまり、ゆるやかでよいこと、急にやらなければならないこと、先にやらなければならない、あと回しでよろしい、という緩急先後の順序を間違ってはいけない。』(『佐藤一斎「重職心得箇条」を読む』安岡正篤)
仕事でもそうではないかな。
11月6日(水)
今日の一言(604)
『全体のなかに自分が帰属しているのだという自覚こそ、人間をささえる最大の支点となるはずだから、こころの健全のために、それぞれの社会と自分とを結ぶことが大切であろう。』(『日本人の忘れ物』中西進)
自分がどういう全体のどういう位置にいるのかわからないとこころをむしばんでいくのではないか?と・・・。人は、一人じゃ生きられない。