榎本義法(えのもとよしのり)公式WEBサイト

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えのもとよしのり後援会事務所
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文行忠信(ブログ)

 

榎本義法個人のページ。市長の公式な立場は市のHPで。

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娘に送った本
2021-05-19
長女が新たな人生を歩み始めた。
lineをしているうちに頭に浮かんだ本。
興味を示したので送った。
すべて読む必要はないと思うけど、タイトルの通り。
人にかわいがってもらえるように。
 
 
Money フェリックス・マーティン
2021-05-16
Mobey 21世紀の貨幣論 フェリックス・マーティン
 
銀行員時代の先輩が薦めていたので購入。
先輩からも読書メモをいただきました。27年以上も経ちますがFacebookでつながったおかげです。感謝です。
 
ミクロネシア連邦のヤップ島の石貨からはじまる。
以前、石貨の写真を見たことがあった。本市がホストタウンになっているミクロネシアの大使に説明を聞いたことがあったので、いきなり興味をそそられた。
 
マネーは決して現物の現金ではないことが理解できる。
その現物の変遷も時の権力者と結びついてきたこと。
その時代時代に現物である物自体も変化してきたことがわかる。
昔の発行権を誰が持つか?それが興味深い。今では当たり前のことだけど。
 
しかし、究極は「硬貨や通貨は、その根底にある信用取引を記録して、信用取引から発生する債権と債務を清算するのに便利な代用貨幣なのである。」「信用取引をして、通貨によう決済をするシステムこそが、マネーなのである」
 
当市ではキャッスレス決済を推進しているが、現金にこだわる必要はないのである。
記帳が残ればそれでいいのである。
あとは現金残高を預けている機関の信用。
 
リーマンショックの時に何が起きたか?ここを自覚しておく必要がある。
良くも悪くも。

「2009年リーマン・ブラザースの破綻から1年後、銀行セクターに対して各国政府が行った支援の総額は世界全体で約14兆ドルであるとの試算が発表された。これは世界のGDPの4割を超える額だ。納税者は、自分たちがこれほどに大きな損出リスクをずっと抱えていたことを知った。それなのに、利益を受けるのは、銀行の株主や債券保有者、危機を引き起こした銀行の従業員なのである。」
 
日比谷公園に大正時代にヤップ島から寄贈された石貨のフェイが置かれているのは、大使からも聞いていたしこの本のあとがきにも書いてある。この石貨は当時、1,000円くらいだったそうだ。石貨の直径は1メートルほどもある。もちろん、財布に入れて持ち運ぶことはできない。
是非一度現物をみたいと思っている。
誰にも盗まれないマネー。信用取引の象徴を。
 
参考
2021年以降、日本でも本格的にキャッシュレス化が進みつつありますが、海外諸国と比較すると、いまだ整備が遅れていることは否めません(各国のキャッシュレス決済比率: 韓国(96.4%)、中国(60%)、シンガポール(58.8%)、日本(19.8%) ※野村総合研究所「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」より)。
 
なぜ日本は改革を実行できないのか
2021-04-07
どの国でも政治を巡る状況は類似しており、外国の政治家もできれば国民の監視の目を逃れ、情報をあいまいにして厳しい支出削減などを避けたいと思うのは普通だ。にもかかわらず日本よりも財政再建で先行する国はなぜ、透明性や説明責任など、「自ら手を縛る」予算制度の改革をしているのだろうか。
 
その理由としては。①政権担当者の財政への危機感、支出制御の必要性の認識の共有、②個別予算削減への批判に対する決定手続の正当性の主張可能性、③政策の事後検証を受けることを前提とすれば後世から評価される最善の戦略は透明性だという判断、④予算制度改革手法についての官僚の適切な専門的助言の存在、⑤メディアを含め外部からの厳しい監視の目の存在、などが考えられる。
 
長らく、日本の政治家には予算を獲得して選挙民や支持母体に喜んでもらうことを理想とするスタイルがしみついている。しかし、予算額は減るが、公的資金が最も成果を上げる制度の改革に知恵を絞り、国民を説得するのが新たな政治家の役割だと覚悟すべきではないか。それでは政治家をやる意味がないと考える人は、そもそも政治家になるべきではない。そういう時代なのではないか。
 
「なぜ日本は改革を実行できないのか」川本明
 
Money
2021-05-16
 
まちづくりの幻想
2021-04-05
「まちづくり幻想」 木下斉
 
はじめにのなかにある次の文章につきる。
「他の地域の成功事例などわかりやすい答えを求め、自分は何一つ失敗もせず、他人の金を使ってやれることはないか、と考えるような「思考の土台」がある限りは、失敗が続きます。成功する人たちはそもそもそんな考えを持っていません。成功の理由は自分たちで考え、自分たちのお金の範囲で失敗を繰り返し、改善を続けているからです。結果でを真似ても意味がないことを、成功する人たちは理解しているのです。」
 
金融機関だってお金を貸さないような、簡単な事業計画をもってきて補助金を出してくれって言われても、とても大切な税金を私はそのようなことに使うことはできない。
過去がどうであっても。
 
補助金をお願いしにくる前にこうした本を読んでいただきたい。
以前にも書いたけど。
改めてこの本を読んだので。
 

本棚の前の机

本棚の前の机
 

写真の書斎のタイトルについて

写真の書斎のタイトルについて
 
「本棚の前の机」の由来
思えば読書というものは贅沢な話だ。
新しい、または古くからの友人や先生が、いつでも傍らにいてくれ、私の知らぬ創造の世界を開いてみせてくれる。
しかも彼らは決して死なないのだ。「本棚の前の椅子 福原麟太郎」
 
ここからいただいて、椅子を机に代えた。(笑)
 
書斎の写真や本棚も少し前の写真です。整理できなく横積みが増えてしまっています。
 

今日の一言(過去、660日間の一言です)

今日の一言(過去、660日間の一言です)
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歴史と経験
2013-05-24
5月24日(金)
今日の一言(438)
『世間でまかり通っている一句に、賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ、というのがある。だがあれは、真っ赤な嘘である。賢者は、歴史からも経験からも学ぶことができる人で、愚者は、歴史からも経験からも学ぶことができない人、と言い換えるべきである。なざなら、歴史とは経験の集積にすぎないからである。」(日本人へ・百二十一 さよならミセス・サッチャー 塩野七生 文芸春秋2013年6月号)

さすが。もっと、もっと学ばなければ・・・。
 
希望の構想
2013-05-23
5月23日(木)

今日の一言(437)

『財政を有効に機能させるためには、「参加なき」政治システムを、「参加」の政治システムに改めなければならない。したがって、「希望の構想」は国民の「参加」を可能にする政治体系を構想し、参加民主主義にもとづいて、財政を有効に機能させる構想となる。』(『希望の構想 分権・社会保障・財政改革のトータルプラン』神野直彦・井出英策)

やってもらう時代からみんなでつくる時代。参加という言葉いまいち好きではないが・・・。

一人ひとりが担い手に・・・。まちもたのしくなると思う。
 
転換
2013-05-22

5月22日(水)

今日の一言(436)

『地域社会が破局へと向かわずに、再生を遂げる道は、工業社会から情報・知識社会への転換に、地域社会がいかに対応するかにかかっているということができる。』(『地域再生への経済学』神野直彦)

これがうまくいけば地方も元気。業態転換して頑張っている人って周りにいますよね。

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