5月3日(金)
今日の一言(417)
『つまり、「国のかたち」を考えようとすれば、当然、「憲法」の本来の意味である「国柄」ということに立ちかえり、それぞれの国が国家としての個性や独自性をどこに求めるべきかという方向にまで議論を展開させる必要がある。そしてそのためには、それぞれの国の歴史、伝統をふまえ、将来の国家目標なども射程にいれて、国家のグランド・デザインを考えていかなければならないわけである。』(『憲法の常識 常識の憲法』百地章)
もちろん百地氏が前段で憲法は「制限規範」であると同時に「授権規範」であることを確認していることを前提にしてのことであるが・・・。
どうか憲法記念日に憲法のことを考えてみてはいかがでしょうか。一つの条文をあげて論じるだけでは、いかにしても浅すぎると思いますが・・・。
5月2日(木)
今日の一言(416)
『誤りはわれわれを決して去らない。だが、より高い要求が、努力する精神をたえず真理へ静かに引きあげる。』(『ゲーテ格言集』)
人は必ずミスを犯す。そこでどう自分を立て直したり、その人を支えてあげられるか、叱咤激励してあげられるかなんだと思う。
5月1日(水)
今日の一言(415)
『つとに年少のときから或る仕方に習慣づけられるか、あるいは他の仕方に習慣づけられるかということの差異は、僅少ではなくして絶大であり、むしろそれがすべてである。』(『政治学』アリストテレス)
育ち、習慣がでてしまうということだから善い環境をつくらないといけない。