平成25年12月14日(土) 今日の一言(642)
『忘れっぽい人間には安定感が乏しいかわりに、流れる水のごとく自然で、ものに悪く執着しないよさがある。たいていのことはさっさとあきらめ忘れてしまう。明日には明日の風が吹く。そこには解脱に似たものが認められる。』(『ライフワークの思想』外山滋比古)
都合よく解釈しておきます。
平成25年12月13日(金)
今日の一言(641)
『子の曰く、衆これを悪(にく)むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。』(『論語』)
先生がいわれた、「大勢が憎むときも必ず調べてみるし、大勢が好むときも必ず調べてみる。〔盲従はしない〕」
必ず自分の目で確かめたり、調べたりすることが大切。新たな発想もここからかもしれませんね。
平成25年12月12日(木)
今日の一言(640)
『赤ん坊は自分の知識を持ち合わせていない。しかし母親は子の要求をくみとって世話をする。それは真心があるからである。真心は慈悲を生む。慈悲は知識を生む。真心さえあれば、不可能なものではない。役人は、民には母のように接しなければならない。民をいつくしむ心さえ汝にあるならなば、才能の不足を心配する必要はない。』(『代表的日本人』内村鑑三)
上杉鷹山が出した指図。
いつくしみが様々な改革を遂げた根幹か。